大阪市西区で手術治療を行う眼科専門病院|多根記念眼科病院|社会医療法人きつこう会
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Macular Hole

黄斑円孔

黄斑円孔の概要

眼の構造

目の奥にはカメラに例えるとフィルムの役割をする網膜と呼ばれる組織があります(図1)。物を見た時に像が写る場所です。その網膜の中でも視力に関わる最も大事な場所が黄斑と呼ばれる部分です(図2)。その黄斑に円 (まる)い孔(あな)があく病気が黄斑円孔です(図3)。

黄斑円孔の症状

好発年齢は50歳から70歳ぐらいで女性にやや多い傾向があります。(1)視力が下がる (2)見たい所が黒い影になって見えない (3)ゆがんで見える等の症状が出ます。

黄斑円孔の原因

眼球の中は硝子体と呼ばれる透明なゼリー状の物質で満たされています。元々硝子体は網膜全体とくっついていますが、50歳から70歳ぐらいの間に網膜から外れてきます。
この時黄斑を引っ張る力が強いと穴が開き黄斑円孔ができるわけです。どういう人になりやすいか等の原因はまだ分かっていません。内科的な病気や日常生活の過ごし方などとの関連はないと言われています。

黄斑円孔の治療

現在のところお薬での治療法はなく、硝子体手術と呼ばれる手術治療が基本です。目の中に器具を挿入し、黄斑円孔の原因である硝子体を吸引除去します。特殊な医療用ガスを入れて黄斑円孔を圧迫し閉鎖させます。術後は数日間うつぶせが必要です。

治療の進歩

黄斑円孔に対しては20年以上前から硝子体手術が行われています。約10年前に内境界膜という網膜の表層にある膜を取る方法が報告されて以来、治療成績が非常に良くなり約95%の方が一回の治療で治るようになりました。以前は術後1カ月程度うつぶせが必要でしたが、最近では3日程度にまで短くなり患者さまのご負担も非常に軽くなっております。
手術器具も針のように細くなったため傷を縫わなくてもよくなり、術後の充血や違和感も格段に少なくできるようになりました。

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