iLASIK

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ilasik公式サイト

iLASIK®(アイレーシック®)とは

iDesign®は従来の5倍の精度(測定点約1200箇所)で目を測定し 1人1人の目の個性に合わせた質の高いオーダーメイドのレーシック手術を行うことができます。

iDesign®とIntraLase iFS®、VISX StarS4IR®を使用しておこなうレーシックのことを、iDesign® iLASIK®と呼びます。

iDesigniLASIK


iDesign®は、5つの項目が1回の キャプチャーで測定可能

高解像度センサーを採用し、多収差眼でのキャプチャー率が向上

フルスポット角膜トポグラフィーテクノロジー

より正確で、カスタマイズされた測定のための精密なアライメント

拡がった測定可能範囲

イノベーティブな測定機能




良質な裸眼視力

iLASIK®テクノロジーは、一人ひとりにカスタマイズされた治療を可能にし、より多くの患者が良質な視力を得られるようお手伝いします。

宇宙飛行士に施される手術を患者にも

iLASIK®の良好な臨床結果によって、米国では現在、宇宙飛行士や戦闘機パイロットであってもLASIKを受ける事が可能となりました。

業界をリードする革新的テクノロジー

20年にわたる技術革新と世界中で1500万眼以上の手術実績。
iLASIK®は、業界をリードするテクノロジーです。

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iLASIK®(アイレーシック®)とは

レーシック(LASIK)とは、角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜を削ることにより、近視、遠視、乱視を矯正して視力を回復させる屈折矯正手術方法です。レーシックは術後の痛みが少なく、視力の回復が早いのが利点で、現在の主流な屈折矯正手術です。なかでも従来のレーシックと比べ、個々の眼に合わせてオーダーメイドで屈折異常(近視・遠視・乱視)を治療することをカスタムレーシックといいます。特に、以下の3つのシステムを駆使しておこなうカスタムメイドのレーシックのことだけをiLASIK®(アイレーシック®)と呼びます。

VISX Star S4® レーザーシステムは2008年3月に、イントラレースフェムトセカンドレーザー®(iFS®)は2011年2月に屈折矯正手術目的での使用を厚生労働省に承認されました。
iLASIK®(アイレーシック®)は、高い安全性、高品質の視力回復の点から、アメリカで過酷な状況下でも耐えうると判断され、2006年12月に米国国防省が戦闘機のパイロットへ、2007年9月にはアメリカ国立航空宇宙局(NASA)が宇宙飛行士へ承認された唯一のLASIKです。

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ウェイブスキャン®(VISX WaveScan® / Wave Front System)

WaveScan®(Wave Front System)とは

WaveScan®(Wave Front System)は、瞳孔から網膜に光をあて、跳ね返ってきた約240ヶ所ものデータポイントを独自の技術で波面状に表して、低次収差と高次収差を精密に解析します。

測定されたデータはフーリエ解析という独自の方法で解析され、その後エキシマレーザーシステムに移してレーザー照射プログラムを作成します。

フーリエ解析は他の検査機器で使われているゼルニケ解析よりはるかに高い精度で収差を解析しますので、高次収差を的確に矯正することができます。WaveScan®で得られた照射データは、一人ひとりの眼に合わせて作られたものであり、2つとして同じものは存在しません。

そのためオーダーメイドの手術で、ウェーブフロントレーシック(Wavefront-guided LASIK)やカスタムレーシックなどと呼ばれています。

WaveScan®

瞳孔から網膜に光をあて、跳ね返ってきた約240ヶ所のデータポイントを独自の技術で波面状に表して、低次収差と高次収差を精密に解析します。(ハルトマンシャックセンサーを使用)

測定データのフーリエ解析

従来のレーシック(LASIK)ではゼル二ケ解析という方法を用いますが、アイレーシック®(iLASIK®)では測定データをフーリエ解析で照射プログラムに変換します。

高次収差とは

目に入る光の成分には低次収差(近視・遠視・乱視の成分)と、個人それぞれに異なる高次収差があります。高次収差とは、光が目の表面の角膜から水晶体を通過して網膜に届くまでに、それぞれが持つ目の形状によって微細にゆがんでしまうことです。メガネやコンタクトレンズで低次収差を矯正することはできますが、高次収差を矯正することはできません。例えば視力が同じ1.2の人でも、人それぞれに高次収差が違うため、見え方が異なります。高次収差が少ない方はクリアに見え、高次収差が大きい方は、判別はできますがすっきりみえません。この高次収差を矯正することができれば、その方にとって最も快適な見え方になると言えます。

通常のレーシックは、近視、遠視、乱視の度数によってレーザーの照射量を変えて一定のパターンで照射するもので、矯正できるのはメガネやコンタクトと同じように低次収差(近視・遠視・乱視)のみです。iLASIK®(アイレーシック®)は、WaveScan®、Intralase iFS®、VISX Star S4 IR®レーザーシステム、これらの3つの最先端技術の融合により高次収差を矯正し、さらに上質な見え方を実現することが可能になりました。

夜間視力の改善


夜間の正常な見え方


夜間のハロやグレア現象

レーシック手術は、角膜の中央部にレーザーを照射して人工的にその部分を扁平化または突出させ、近視・遠視・乱視を矯正します。そのためレーザー照射した部分と照射していない部分とでは光の入り方に差ができることになります(高次収差の増加)。

特に夜間や暗い部屋で瞳孔が大きくなったときにその差を顕著に感じるようになり、光がにじんで見えたり(ハロ)、ギラついてまぶしく見えてしまうことがあります(グレア)。

iLASIK®(アイレーシック®)ではWaveScan®で手術前に収差を計測し、それをできるだけ増加させないようにプログラムして、レーザーを照射しますので、通常のレーシックに比べてハロやグレアを軽減することができます。

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イントラレースフェムトセカンドレーザー®

イントラレースフェムトセカンドレーザー®( IntraLase Femtosecond Laser : iFS® )

角膜フラップを作成するとき、マイクロケラトームとよばれるブレード(刃物)を用いる場合と、フェムトセカンドレーザーを用いる場合があります。当院ではこれまではマイクロケラトームを用いて手術を行ってきました。マイクロケラトームも非常に改良されており、手術結果はほとんどの症例において良好です。しかし、フラップを機械的に作成することが原因で起こるフリーフラップや不完全フラップなどの合併症が、ごくまれに発生することがありました。

イントラレースフェムトセカンドレーザー®は、1999年にFDA(米国食品医薬品局)より初めて認可され2001年に初期モデルが発売されました。このときのモデルはフラップ作成に約90秒かかっていました。その後改良が繰り返され、現在最新機種のIntraLase® iFS®では約10秒でフラップを作成することが可能です。当院は2009年11月よりこのIntraLase®iFS®を導入しています。導入後よりマイクロケラトームでしか角膜フラップが作成できない方以外はすべてイントラレースフェムトセカンドレーザー®を使用しています。iFS®は2011年2月に厚生労働省に承認されました。

イントラレースフェムトセカンドレーザー®は、数千個のレーザーパルスを並列させて角膜内に切除面を形成します。フラップの大きさや厚さなどがコンピューター制御でき、非常に安全に理想的な形状のフラップを作成することができます。フラップ作成だけでなく、円錐角膜に対する角膜リング挿入術や角膜移植手術などにも応用されています。

フェムトセカンドレーザーで作成するフラップの特徴

均一な厚みの角膜フラップが作成可能

マイクロケラトームで作成した角膜フラップは、周辺部が厚く中心部が薄いという特徴がありましたが、イントラレースフェムトセカンドレーザー®で作成したフラップは、フラップの全領域が均一な厚さになり、薄いフラップを安全に作成することができます。

マイクロケラトーム(刃物)で切除した場合
イントラレース(レーザー)で切除した場合
マイクロケラトームの場合
周辺部が厚く中心部が薄いフラップ
イントラレースフェムトセカンドレーザー®の場合
全領域が均一な厚さのフラップ

フラップの接着が強固

フラップの縁の切断角度をコンピューターで調整することができるので、フラップを戻した後、マンホールの蓋(ふた)のようにピタッとはまるフラップが作成でき、ずれにくく、安定性が非常によくなります。その結果フラップがずれたり、フラップ下に異物が迷入する可能性がかなり低くなります。

なめらかな切断面

レーザーをコンピューター制御することで、フラップの形状は均一でムラのない、なめらかな切断面を形成します。これにより、フラップ作成における高次収差が軽減され、術後の見え方がよりクリアになり、夜間のグレア・ハロが起きにくくなります。

他社のLaser
IntraLase FS60® Laser
IntraLase iFS® Laser
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fs - 300x
iFS® - 300x

 滑らか

手術後のドライアイを軽減する可能性があります

マイクロケラトームより角膜神経線維の切断が少なく、手術後のドライアイの軽減にも有効であると考えられています。

レーザー照射領域の拡大

フラップ径の大きさや位置を自由に設定することができるため、レーザー照射の範囲をマイクロケラトームよりも広く取ることができます。その結果、より精度の高いレーシック手術を行うことができます。

デメリット

イントラレースフェムトセカンドレーザー®を角膜に照射すると、角膜内で気泡が大なり小なり生じます。まれに気泡が濃いとエキシマレーザーの照射の妨げになることがあり、その場合には 気泡が吸収されるまで20〜30分程度休憩室にて安静にしていただくことがあります。

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エキシマレーザーシステム(VISX Star S4 IR®)

せっかく一人ひとりの眼に合わせた正確な照射プログラムをWaveScan®から作成したとしても、正確なレーザーの照射ができなければ、満足のいく結果を得られることはありません。iLASIK®(アイレーシック®)で使用するエキシマレーザー「VISX Star S4 IR®」には、精密な照射を行うための様々な機能が備わっています。

主な機能

  1. 虹彩紋理認識システム(Iris Registration)
    虹彩の模様を読みとり、眼球の回旋角度のズレを補正
  2. 3Dアクティブトラック
    眼球の動きを立体的に捕捉し、追尾しながらのレーザー照射
  3. 可変レーザービーム径(Variable Spot Scanning(VSS))
  4. 可変レーザー照射間隔(Variable Repetition Rate(VRR))

虹彩紋理認識システム(Iris Registration)で瞳孔中心に正確に照射

iLASIK®(アイレーシック®)はWaveScan®の検査結果が正しく反映できるように、虹彩紋理認識システム(Iris Registration)という機能が備わっています。検査時に一人ひとり異なる虹彩の模様の特徴を読み取り、それをもとに、瞳孔の中心位置も把握していますので、手術中にエキシマレーザーシステムが読み取った虹彩のデータと照合して目の位置のずれを感知し、補正することができます。高次収差を抑える最高精度のiLASIK®を正確に行うにはなくてはならない大切なものです。

眼球回旋の補正

手術前の検査は座った状態でおこないますが、実際の手術中は仰向けになります。その姿勢の違いで眼球の位置が平均で約2.2度 回旋しずれてしまいます。虹彩紋理認識システムは、術前の収差を測定するときと手術を行うときに、それぞれ赤外光カメラで虹彩紋理を認証し、術中にそれらを照合して細かな回旋のずれを補正し、レーザーの照射位置を正確に合わせます。


瞳孔中心移動の補正

瞳孔は照明の暗い検査時には大きくなり、術中の明るいレーザー照射時には小さくなります。瞳孔の大きさが変化すると、瞳孔の中心もずれてしまうことがあります。虹彩紋理認識システムはこのズレを補正します。

いくら精密な術前検査をおこなっていても環境の違いによってレーザーの照射位置がわずかにずれてしまった場合、逆に手術後に高次収差が増加してしまいます。iLASIK®(アイレーシック®)はふつうの乱視だけではなく、メガネやコンタクトで矯正できない高次収差の増加を抑えるようにプログラムされていますので、正確に目標どおりの矯正をおこなうためにはレーザーの照射位置や角度はとても重要です。

眼球の動きを3次元追尾

3-Dアクティブトラック3Dアクティブトラック

手術中は眼球が動かないことが理想ですが、どうしてもかすかに眼球は動いてしまいます。VISX Star S4® IR の3-Dアクティブトラックは、レーザー照射中の眼球の動きを3次元的に前後・左右・上下に自動的に追尾しながらレーザーを瞳孔中心に正確に照射します。もし眼球が大きく動いた場合は、レーザー照射を自動的に停止するセーフティ機能が働くので、「もし目が動いてしまったら」、とご心配な方にも安心です。

複雑な形状に合わせて的確にレーザー照射

レーザー照射テクノロジー

Variable Spot Scanning (VSS)

レーザーの照射径を0.65mm〜6.5mmまでの色々な大きさに組み合わせて、角膜を矯正する位置や形状によって最適に変化させながら、レーザーの照射を行います。これにより角膜の切除量を抑え手術時間を最短にすることができます。

Variable Repetition Rate (VRR)

レーザーの照射速度を6-20Hzの間で変化させながら照射することで、角膜の温度を一定に保ち、角膜への負担を最小限に抑えます。

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適応と禁忌

LASIK手術を受けることができるのは、次の適応に該当する方ですが、あくまで目安ですので詳しくは検査を受けてからの判断となります。
近視・遠視・乱視の度数により角膜実質の切除量が決められますが、角膜の厚みには個人差があり、角膜が薄い方、または切除量が多すぎる方(強度近視の方)は、手術を受けられないことがあります。その場合は別の屈折矯正手術を説明致しますが、結果的にどの屈折矯正手術も適応にならない場合もあります。

適応(適している人)

  1. 年齢18歳以上(45歳くらいまでが望ましい)
  2. 近視の度数が−8.0Dくらいまで
  3. 矯正視力1.0以上
  4. 角膜の形状が正常
  5. 術後の角膜厚が400µm以上残せること
  6. 高度なドライアイがないこと
  7. 網膜剥離の既往がないこと

禁忌(適していない人)

  1. 眼の病気がある方(角膜・ぶどう膜・網膜の疾患など状態により適応があるか否か判断します)
  2. 角膜が薄い方
  3. 角膜内皮細胞密度が少ない方(2000個/mm2以下)
  4. 重篤な全身疾患をお持ちの方(糖尿病、膠原病、免疫不全など)
  5. 抗精神薬や抗不整脈薬の長期服用されている方
  6. 妊娠中・授乳中の方
  7. 屈折矯正手術が許されない特殊な職業の方

術前から術後までの流れ(治療の流れ)

受診日1

適応検査
手術が可能かどうか目を検査し、手術についても詳しくお話しします。
(検査の一つにひとみ(瞳孔)を大きく広げる目薬(散瞳剤)を使用する検査があります。点眼後4〜5時間は目薬の作用で見えづらくなったりまぶしくなったりします。車やバイクの運転は控えてください。)

手術申し込み・日程決定
適応検査で手術が可能と診断され、手術の申し込みをされる方には『術前検査(1)』『術前検査(2)』『手術日』のスケジュールを決定します。

術前検査の前にコンタクトを装用している患者様へ・・・
コンタクトレンズを装用されている方は術前検査(1)、(2)を受ける前に装用を中止していただく必要があります。
※ハードコンタクトレンズをご使用の方は3週間前、乱視用ソフトコンタクトレンズをご使用の方は2週間前、 ソフトコンタクトレンズをご使用の方は1週間前から装用を中止してください。

受診日2

術前検査 (1)
レーザー照射する屈折(矯正)度数は術前検査の結果で決定します。たくさんの検査があり大変時間がかかりますが、大切な検査ですのでご了承ください。
※注意:睡眠不足や眼精疲労の状態では、検査結果に影響する場合がありますので、体調管理に気を付けてください。

受診日3

術前検査 (2)
視力検査・全身検査・手術についてのお話・診察をします。

手術当日

手術時間は約20分です。
手術後1時間安静にしていただいた後、医師の診察があり問題なければ帰宅となります。

術後診察

術後の検査・診察
手術後の検査・診察は、翌日、1週、1カ月、3カ月となっています。
手術費用には術前検査料、手術施行料、3カ月までの定期検診費用、手術に必要なお薬代が含まれています。以後は自由診療となります。

LASIK術後に起こる可能性のある合併症

眼痛、異物感、流涙 手術後に麻酔が覚めてくると、目の痛み・しみる・目が開けにくい・涙が出るなどの症状が出てくることがあります。ほとんどが我慢できる程度で時間とともに軽快しますが、症状が強い場合は点眼や痛み止めの内服をします。このような症状は翌日にはほぼ消失します。
結膜下出血 眼球を圧迫する操作が必要なため、白目の血管から出血して目が赤くなることがありますが、術後1〜2週間で自然に消失します。手術の結果や目への影響もありません。
角膜感染症 角膜上皮が完全に修復されるまでの間は傷口から細菌が入って感染症を起こす可能性があります。手術後に処方する点眼薬を指示どおりにご使用ください。
ハロ・グレア・
夜間の見にくさ・
コントラスト感度の低下
夜間に光の周囲にもやがかかったようにみえる現象(ハロ)や、光がぎらついて見える現象(グレア)を感じたり、明るいところでも白っぽく輪郭があいまいに見えたりして少し見えにくさを感じることがあります。手術前の近視や乱視が強い方、暗い所で瞳孔径が大きい方は感じやすくなりますが、徐々に軽減します。少し残る場合もありますが、日常生活に支障はありません。
ドライアイ 手術後から6カ月くらいまで、ドライアイの症状が強く出る場合があります。時間とともに軽減しますが、程度に合わせてドライアイの点眼を使用していただくことがあります。
老眼 手術を受ける、受けないにかかわらず、40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見えにくい」といった老眼の症状がではじめます。LASIKで近視を治療してしまうと前述と同様に遠くは見えても近くが見えにくくなります。その場合は老眼鏡が必要となりますのでご注意ください。
低矯正・過矯正 近視、遠視、乱視が若干残り、裸眼視力が十分でないことがあります。しばらく経過をみて必要があれば再度手術を行う場合があります。
フラップのズレ 手術後早期に目を強くこすったり、目をぶつけたりするとフラップがズレることがあります。この場合はすぐに整復が必要となります。
層間角膜炎 フラップ下に白い混濁が起きてかすみや視力低下をきたすことがあります。点眼薬や内服薬の治療で改善しますが、まれにフラップ下の洗浄が必要となることがあります。
ステロイド緑内障 手術後の炎症をおさえるために使用するステロイド薬の副作用で、眼圧が高くなることがあります。短期間の使用であれば点眼薬の中止とともに下がりますが、下がらない場合は緑内障治療薬(眼圧降下点眼薬)を使用していただくこともあります。
角膜拡張症
(ケラトエクダジア)
角膜を過度に削った場合、角膜の一部が前に突出してくることがあります。これを角膜拡張症(ケラトエクタジア)といい、乱視や近視化が起きます。そのため手術前の検査で角膜が十分あるか精密検査を行っています。当院では1例も起きたことはありませんが、発症した場合には、点眼薬をしたり場合によっては角膜リングや角膜移植など円錐角膜に準じた治療が必要になることがあります。
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手術方法

次の手順で手術を行います。手術時間は両眼で約20分です。

  1. 点眼麻酔をします。
  2. サクションリングを眼球に固定してから、フェムトセカンドレーザーを照射し(約10秒)、角膜フラップを作成します。
  3. フラップをめくります。
  4. エキシマレーザーを照射します。
  5. フラップを元の位置に戻します。

VISX認定証

日本眼科学会のガイドラインには、『屈折矯正手術は日本眼科学会認定の眼科専門医であると同時に、日本眼科学会の指定する屈折矯正手術講習会、および製造業者が実施する設置時講習会の両者を受講することが必要である。』と定められている。
当院で行う屈折矯正手術(LASIK、フェイキックIOL、角膜リング、多焦点眼内レンズ手術)はすべて上記条件を満たした医師が行っています。

眼科専門医とは、眼科の専門教育を5年以上受け、日本眼科学会が実施する専門医認定試験により専門医制度認定証を得た医師のことで、日本の眼科医に認められている唯一の専門医制度です。

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iLASIK®手術費用

適用検査費用

適応検査費用
¥11,000

※適応検査費用は受診前にお支払いいただきます。検査後、手術適応の可否にかかわらずお支払いいただきました料金につきましてはご返金致しかねますのでご了承ください。

手術費用

片眼
¥247,500
両眼
¥495,000

※手術費用には術前検査料、手術施行料、手術後3カ月までの検診費用、手術に必要なお薬代が含まれています。

お支払い方法

お支払いは、現金またはクレジットカード(各種クレジットカードの取り扱い可)の一括払いとなっております。費用の件で何かご不明な点がありましたら1階受付にお尋ねください。

生命保険の取り扱いについて

LASIKは保険適応外で自由診療となります。ご自身で生命保険にご加入の場合、生命保険会社およびご契約内容によっては手術代金の一部が支払われることがあります。詳細につきましてはご加入の生命保険会社にお問い合わせください。

追加矯正治療について

追加矯正治療

術後の結果、近視の進行、遠視化、乱視の残存など、1回目の手術から3カ月待って安定した状態で1.0以上の裸眼視力がなく、患者さんのご希望があれば追加治療を行うことができます。ただし角膜の厚みに余裕があり、その他の条件においても適応がある場合にのみ行うことができます。通常追加治療を行う場合、術後3カ月以上経ってから行います。追加治療を行う頻度はLASIKの学会報告で3〜10%といわれています。追加治療は角膜をさらに切除することで屈折矯正を行いますが、1回目で切除した角膜を元に戻す(角膜の厚みを増やす)ことは決してできませんのでご了承ください。

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